将棋系男子のLifeStyle

アマチュア将棋主要大会まとめ【2018年版】

f:id:jinnan21:20181001153610p:plain

 アマチュアの将棋大会って沢山あるけど、
いつ頃開催してるのかとか、どんな大会があるかについて知らない人が意外と多いと思います。
そこで本記事では、
一般(個人)向けの主要大会をまとめました。
※学生大会と女流大会は本記事では取り扱いません。
過去5年間分の優勝者の名前も挙げてあります。(今年度開催の結果が出てないところは分かり次第更新予定。空白の所は情報無かった箇所なので知ってる方いたら教えてください。)
また、各大会について、日時や場所など詳細情報を知りたい方は、まずは、お住まいの各都道府県の後にその大会名をつけて検索してみてください。それでも情報が見つからなかった場合、将棋連盟の各都道府県支部、もしくは、日本将棋連盟普及部(電話 03-3408-6105、メール fukyu@shogi.or.jp)まで問い合わせてみてください。
 

【全国大会】

 アマチュア竜王戦

22å¹´ã¶ãã®ã¢ãç«çã¸ã第31åã¢ããã¥ã¢ç«çæ¦å¨å½å¤§ä¼ã®æ§å­ããç´¹ä»ï¼出典:https://www.shogi.or.jp/column/2018/07/2231.html

・開催時期 
各都道府県で1〜5月にかけて予選が行われます。6月に代表者56名による本戦が行われます。
・概要 
この大会はアマチュア界で最も人気が高いと言って良い位の大会だと思います。読売新聞社が主催しています。本戦でベスト4以上はプロ公式の竜王戦6組への出場権が得られます。
優勝1回でアマ七段、3回でアマ八段が授与されます。
自分は昔は何回か出場していたのですが(予選敗退)、大学生になってからは学生の大会と日時が被って参加出来なくなってしまったので、来年以降は積極的に参加したいなぁと思っています。
 
【過去5年間の優勝者】
2018年度 桐山 隆
2017年度 藤原 結樹
2016年度 渡辺 誠
2015年度 吉本 悠太
2014年度 下平 雅之
 

全国アマチュア王将位大会

決åé²åºã§éæ²³æ¦ã®åºå ´æ¨©ï¼ã第34æå¨å½ã¢ããã¥ã¢çå°æ¦ãåã¡æããã®ã¯ï¼

画像出典先:https://www.shogi.or.jp/column/2017/12/34.html

・開催時期 
例年9月〜10月に地区予選が行われ、12月に予選勝ち抜き者と招待選手(前年度の優勝者、他大会の優勝者)21名による本戦が行われます。
・概要 
優勝、もしくは準優勝すると、プロの公式戦でもある銀河戦本戦トーナメントへの出場資格が得られます。日本将棋連盟が主催で、囲碁・将棋チャンネルが後援しているそうです。
自分はこの大会は出たことがないのですが、聞いたことはあって非常に有名な大会です。こちらも来年辺りから出たいなぁと思ってます笑
 
【過去5年間の優勝者】
2018年度 
2017年度 森山 賢平
2016年度 小山 怜央
2015年度 鈴木 肇
2014年度 中川 慧悟
 

全日本アマチュア名人戦

第72åã¢ããã¥å人æ¦å¥è³è

画像出典先:https://www.shogi.or.jp/event/2018/09/72_8.html

 ・開催時期 

各都道府県で予選が1〜6月に行われます。その後勝ち抜いた代表者64人による全国大会が8月か9月に行われます。
・概要 
アマチュアの名人を決める大会で、非常に有名で、優勝すること、または代表になることも、極めてレベルが高いと言えます。ここで優勝すると、何とプロ公式戦の棋王戦予選への出場権が得られます。また、プロ名人と角落ちでの記念対局をすることが出来ます。更に、1年以内に希望すれば三段リーグ編入試験を受験することもできます。
決勝は、NHK教育テレビで放送されます。また、1回優勝でアマ六段、3回優勝でアマ七段が授与されます。
主催は日本将棋連盟で、全国地方新聞社後援、共同通信社が協賛しています。
自分は大学に入る前位に、アマ竜王戦同様、何回か出たことがありますが、県予選で敗退していましたね。来年位からまた挑戦してみようかなぁと思ったりしてます。
 
【過去5年間の優勝者】
2018年度 鈴木 肇
2017年度 横山 大樹
2016年度 天野 啓吾
2015年度 小山 怜央
2014年度 城間 春樹
 

全国支部将棋対抗戦・個人戦

æ¯é¨æ¦æ±å°åºå¤§ä¼ã®æ¨¡æ§_14

画像出典先:https://www.shogi.or.jp/event/2018/04/4725.html

・開催時期 
例年予選が1月〜3月にかけて各都道府県単位で行われます。そしてそれを勝ち抜いた代表選手による大会を東西でそれぞれ4月に開催し、東西の個人戦優勝者同士による決勝戦が、例年4月から5月に行われます。
・概要 
この大会は参加資格があり、日本将棋連盟の支部会員、もしくは、個人会員である必要があります。支部会員というのは、こちらの説明   https://www.shogi.or.jp/branch/rules.html を見てもらうと早いのですが、簡単に言うと、年会費3000円を支払って支部会員になることで、大会参加費が割引になったり、こういった大会の参加資格が得られたり、手帳が貰えたりなど色々とお得だよ〜と言うわけです。
自分は今までなったことが無く、また、あまり支部会員についてよく知らなかったということもあるのですが、実際に知ってみると入ったほうが良いなと思ってきたので、近々、入ってみようかなぁと思います。その際はまた記事にしたいと思います。
話が逸れましたが、本大会の予選は、所属している支部のある都道府県ごとの出場となります。
 
【過去5年間の優勝者】
2018年度 横山 大樹    
2017年度 長森 優作
2016年度 桶屋 郁夫
2015年度 水谷 創
2014年度 吉岡 大和
 
 

全国シニア将棋名人戦

æ¯é¨æ¦æ±å°åºå¤§ä¼ã®æ¨¡æ§_15

画像出典先:https://www.shogi.or.jp/event/2018/04/4725.html

・開催時期 
例年1月〜3月にかけて、都道府県代表選考会(予選)を各都道府県で行います。代表となった選手は、4月頃に行われる東日本大会、西日本大会で競技し、それぞれの優勝者同士で、東西決戦を例年5月頃に行います。 
・概要 
シニアの方を対象とした大会ということで、参加資格が1月1日時点で満60歳以上、かつ、支部会員である必要があります。毎年、参加者はとても多いらしいです。所属している支部がある都道府県ごとに予選があります。
60歳以上のこうした大会があるのは良いですね。自分もシニアになったら出るのだろうなぁ。その時はまた記事にしたいですね!(30年以上先ですが笑)
 
【過去5年間の優勝者】
2018年度
2017年度 武田 嘉弘
2016年度 伏見 浩
2015年度 武田 嘉弘
2014年度 喜瀬 松雄
 
 

朝日アマ将棋名人戦

ãææ¥ã¢ãå人æ¦ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

出典先:https://www.asahi.com/articles/ASL6B64V8L6BUCVL00D.html

・開催時期
例年9月〜12月にかけて予選が各地域単位で行われます。全国大会が例年3月に行われ、全国大会優勝者と朝日アマ名人による三番勝負が例年5月〜6月に行われます。
・概要
この大会は朝日という名前からも分かると思いますが、朝日新聞社が主催しております。
朝日アマ名人とベスト8以上は、なんとプロ公式戦の朝日アマ名人戦の出場権を得ることができます。ベスト8でプロ棋戦に出られるという事もあり、アマ強豪界では非常に人気の大会です。自分は出たこと無いですが、出て見たいなぁと思ってます。(結局全部出たい笑)
ベスト8まで頑張っていけば、プロと公式戦で指すことができるので、目標にしたいですね。
またこの大会は、アマチュア大会内で唯一タイトルマッチとなっていて、その年の優勝者は前年度の優勝者、すなわちタイトル保持者と3番勝負を行います。その際の対局は旅館で行うということで、プロの対局のような雰囲気を味わうことができます。将棋ファンには堪らないですね。
【過去5年間の優勝者】
2018年度 横山 大樹
2017年度 横山 大樹
2016年度 稲葉 聡
2015年度 稲葉 聡
2014年度 今泉 健司
 

しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会

ãããã¶ã赤æå°æ£å¤§ä¼ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

画像出典先:https://twitter.com/jcp_igoshogi

・開催時期
例年8月〜9月に日本全国250箇所以上で地区大会、10月に都道府県大会が行われ、11月に都道府県代表と招待選手計56名による全国大会予選リーグが行われ、勝ち抜き者28名による決勝トーナメントが行われます。(先が長い笑)
・概要
しんぶん赤旗が主催の大会で、「初心者から強豪まで、だれでも参加できる」をモットーにしており、囲碁と将棋、それぞれの伝統文化の普及と発展に貢献する事を目的として行われています。通称は赤旗名人戦です。また、この大会は優勝すると、プロ公式戦の新人王戦への出場資格が得られ、準優勝者でもプロの新人王との記念対局ができるなどの、非常に美味しい特典があります。
将棋ファンなら是非参加したい大会の1つですね。自分は参加した事がないのですが参加してみたいです、参加します。
 
【過去5年間の優勝者】
2018年度
2017年度 小山怜央
2016年度 横山大樹
2015年度 稲葉 聡
2014年度 天野 貴元
 
 

将棋プレミアム杯 G1グランプリ

第1æ å°æ£ãã¬ãã¢ã æ¯ G1ã°ã©ã³ããª

画像出典先:https://www.igoshogi.net/shogi/special/shogig1_1.html

・開催時期 
9月上旬から10月初旬にかけてインターネット対局による本戦を実施し、10月下旬に頂上クラス「銀河クラス」本戦ベスト8によるリアル対局の全国大会を東京にて開催。
・概要
こちらの大会はかなり新しいですね。2018年度現在で、第3期だそうです。優勝者にはなんとプロ公式戦の銀河戦に出場することができるという事で、非常に価値のある大会です。クラスも銀河クラス以外に、有段クラス、級位クラスと3つあり、それぞれ賞品も豪華なものになっています。またこの大会を特徴付けるものとしては、やはり、インターネット対局で順位を決めるということでしょうか(銀河クラスベスト8以上を除く)。インターネット対局は将棋ウォーズを使用するという事です。また、参加資格として、将棋プレミアムの会員になる必要があるそうですが、無料メルマガに登録するだけでも参加が可能だという事で、更に、参加費もかからないという事で、非常にお得、むしろ出なきゃ損といっても良い位の大会なのでは無いでしょうか?ぜひ興味ある方はこちらから詳細をご確認ください。
今年の募集期間は締切が9/16という事なので、今年出れなかった方でも、来年に是非チャレンジしてみてはいかがでしょう?
 
・過去3年間の優勝者
2018年度
2017年度 菅野 倫太郎
2016年度 板谷 孝寛
 

平成最強戦=東京

f:id:mizutama-shogi:20180812125123j:image

画像出典先:https://mizutama-shogi.hatenablog.com/entry/2018/08/12/132651

・開催時期 
8月頃
・概要
過去には1月に東京、8月に大阪と2回行われていた大会ですが、現在は8月に東京にて1度のみの開催です。都道府県ごとの予選がなく、全国大会となってます。優勝賞金も高い為、賞金を獲得する為に毎年多数の猛者が集います。その為、平均的なレベルはかなり高いです。しかし、他のアマ棋戦と違って、優勝しても称号などはありません。また来年からは平成が終わってしまうということで、大会の名称を変更するようですが、大会自体は存続するとのことです。実は今年初めて出てみたのですが、予選リーグは抜けたのですが、本戦トーナメントで脱落してしまいました。参加者のレベルは全体的に高いという印象ですが、来年も出れたら出たいなぁという感じです。
 
【過去5年間の優勝者】
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
 
 
ここからは一般大会を取り扱いたいと思います。随時、更新予定です!
 

【関東の一般大会】

三浦三崎マグロ争奪大会

f:id:kurakuen:20171108094923j:plain

画像出典先:http://kurakuen.hatenablog.com/entry/2017/11/08/

・開催時期
例年、12月の最初の日曜日が多い?詳細は三浦三崎マグロ争奪大会の公式ページを参照するか、もしまだなかった場合は、日本将棋連盟の神奈川支部に問い合わせてみるのが早いですね
・概要
名前の通り、マグロを争奪し合う大会です。会場は三浦海岸駅から徒歩1分の南下浦市民センター。クラスはA級、B級、C級、レディース、小学生と分かれています。ちなみにA級でもB級でもC級でも、優勝するとなんとマグロ1本もらうことができます笑また、1本は貰えなくても10位位まで入賞するとマグロの一部が貰えるようです。
マグロ食べたくなってきた。。。是非、マグロを獲りに行きたいという人は参加してみてくださいね!
 
【過去5年間の優勝者】
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
 

横浜名人戦

画像出典先:http://kanagawasyougi.sakura.ne.jp/result/images/2008/DSCF0704.JPG

・開催時期
例年、8月の初旬〜中旬の日曜日
・概要
こちらは京急上大岡で毎年開催されている大会です。クラスはA級、B級、C級と分かれており、A級では優勝すると何と商品券5万円分も貰えます。その為、強豪の参加率もかなり高いですね。横浜の名人を決める戦いなのですが普通に全国から多数参加する人がいます。また8月の中旬と夏休みの時期にかぶっていることもあり、学生も多い印象ですね。
 
【過去5年間の優勝者】
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
 

箱根名人戦

画像出典先:https://www.odakyu-travel.co.jp/search/faci.php?faci_cd=4648008310

・開催時期 
以前は6月頃が多かったが今年は9月に開催されたりと、正式な開催時期は決まっていない可能性有り。
・概要
箱根にあるホテル花月園で行われます。正式な賞金は忘れましたが、優勝するとかなり貰えるので、ここも全国から強豪が多数参加します。遠くから参加される方は前泊する方が多いようです。自分もこの大会には何度か参加した事があります。惜しいところまではいけつつも入賞は出来ませんでしたが。箱根旅行も兼ねて前日から参加するのが良いと思います。温泉もありますしね!
 
【過去5年間の優勝者】
2018年度 浅倉 孝幸
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度