将棋系男子のLifeStyle

最強羽生将棋(NINTENDO 64)を久々にやってみたのでレビュー

どうも。じんなんです!

 

この間、たまたま、ふと昔にやった64の将棋ソフトのことを思い出し、あるかどうか探してみると何と発見することが出来たので、久々にプレイしてみました笑

 

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↑これです。

最後にプレイしたのが、小学3〜4年位だったのでもう10年以上前ですね。

 

自分は当時これすごくはまってて、門下生大会というのをずっとやっていたんです。

門下生大会っていうのは、羽生さんの門下生とかとは全く違うんですけど、色々超個性的なキャラがいっぱい居て、勝つ度に次のキャラと指せるみたいな感じなんです。

 

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↑これが最初のキャラ選択画面ですね。

勝っていくにつれて右側のキャラクター達とも指せるようになります。

 

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こういう人とか、

 

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こういう人とかなかなか色々個性的なキャラが居て面白いんですけど、

 

当時の自分はずっと絶対勝てないやつが居たんですよ。そいつのせいで、結局最後まで進めなくて悔しくて・・・。

ちなみに勝てなかったのはこの人。

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こうやってみるとホストっぽいというか、あんまり将棋が強そうって感じには見えないですよね笑

当時の記憶だと本当に強かったんですが、今の自分からすると、64のソフトだし今はPCのソフトが主流だし、楽勝だろうなぁと思っていました。

 

いざ、進めてやってみると・・・

 

普通に倒せました!笑 が、しかし強いなぁという印象でした。ソフトとは思えない人間らしい感じの指し回しも感心しました。てかこれ勝てる人どれぐらいいるんだろうwwってちょっと気になりました。ちなみに自分の小学生3〜4年位の時は棋力が3〜4級位です。

 

ネットには羽生将棋ソフトの実力はアマ初段程度って書かれていたのですが、

相手の悪くなってからの、粘り方とか、序、中盤の綺麗な指し回しなど、いやぁ中々強いなと、手によっては三段以上あっても良いんじゃないかな?と思うような手も結構あって感心してしまいました。

 

結局この門下生大会はこの人の後に続くキャラ何人かも倒してクリアすることができ、ようやく、昔のもやもや感を晴らすこともできました笑

 

総じて思ったのは、全体的に安定感があり、まぁまぁ強い。三間党が多い。門下生大会の最後らへんは相手の考慮時間ちょっと長いかな、ぐらいですね。しかし面白かった!

 

64持ってる人で、興味がある人は良かったらやってみてくださいね!

羽生さんの棋譜も解説有りで600局、詰め将棋も320局と、なかなかボリューミーですし、普通に面白い&級位者の人なら丁度良いぐらいの格上で人間らしく、かつ、筋の良い手を指してくれるということで、お勧めです!!

 

 それではこの辺で。 

 

【2018年度】第21回学生将棋選手権について(旧キリン将棋大会)

毎年、大阪にて行われる学生なら誰でも参加可能な学生将棋選手権ですが、

今年も3月22日〜24日に行われるそうです。

訂正しました。

3/20〜22に行われます。詳細は下記をご覧ください。

なお、参加申し込み締め切りが3/6となってるのでご注意ください。

 

 

www.kansai-shogi.info

 

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※画像は会場の、大阪商業大学です

 

自分は東京に住んでいるのですが、今年、行くかもしれません。

団体戦個人戦があり、大会自体がレベルが高い為、上位を狙うことは比較的難しいですが頑張ろうと思います。

大会での試合内容についても、ブログで書くかもしれません。

 

ちなみにこの大会は、少し前まではキリンという名称で知れ渡っていました。今は名前が変わったらしいですが、一応今でも大会参加者の中ではキリンという認識では無いでしょうか。

名前の由来は、あのビールや飲料で有名なキリンビバレッジ株式会社がスポンサーをしていたからなんですね。

ただ、今は、キリンはスポンサーにはなっていなく、毎日新聞社が主催をしているそうです。

しかし、大会の名前を変えたり出来るという意味でも、スポンサーの影響と言うのは大きいですよね。

僕は将棋が好きだと同時に、大会も好きなので、こういった大会のスポンサーをして頂ける企業さんが多数いるということはとても有難いです

 

国内の主要な大会について、今後ともこのように紹介したりしてみようと思うので、もし大会等に行ったことが無いという方は、是非参考にしてみてくださいね!

 

ちなみにアマチュアの、誰でも参加できて、全国クラスまである国内の主要大会というのは、だいたい6個ぐらいあります。

 

学生将棋選手権と言うのは、学生の中では有名ですが、参加対象者が学生のみということもあって、一般的にはそこまで知名度は無いかもしれませんね。

また、学生選手権に参加した場合は記事にしてみようと思います!それではこの辺で。

 

藤井聡太五段へのチョコ手自粛のお願い

こちらの記事が面白かったので。

www.nikkansports.com

 

藤井聡太と言えば、今や将棋をやっていない人でも知っているぐらい有名ですよね。

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藤井聡太五段


僕もアイコンにしたりする程、将棋の内容や将棋に対する姿勢が好きなのですが、
よもや、アイドル顔負けな程、大人気過ぎてこのような対応をするようになったみたいです。

 

記事の内容を簡単に要約すると、


2/14に古森悠太四段との新人王戦の試合を控えている藤井聡太五段に対して、バレンタインという事でチョコレートを手渡しする人がたくさん来てしまうのではないかと言う読みで、
事前に手渡しをするのは控えるように、将棋連盟が公式の場で告知したということです。
このような告知をするのは異例という事も書いてましたが、藤井聡太五段が羨ましいですよね笑

バレンタインデーにチョコレートを貰うというのも日本の文化ですけど、モテる人じゃない限りそんなに貰ったりするようなものでも無いですしね。
ただ、ここ最近は将棋が注目されるようになって、
ひふみんや、竹俣紅さんがテレビなどでもよく見かけるようになって、将棋界が盛り上がってきているという事もあり、
今は将棋系男子が来ているのでは無いでしょうか?!笑
ちょっと期待してみても良いのでは?とか思ってみたり。

ちなみに、将棋とチョコレートを組み合わせた商品でこのようなものがあるみたいです。

 

 

 

女性の方で、もし気になる人が将棋が好きな人とかだった場合は、バレンタインに購入してみても良いかもしれませんね。

もし自分がもらったら、勿体無くて食べたくなくなってしまうかもしれませんが笑

どちらもデザインが可愛くて素敵です!

 

以上となります。良かったら励みになるので読者登録をお願いします^^

それでは。

将棋 初段になる方法 〜更にその先までも通用する効果的な勉強法のまとめ〜

   

こちらの記事の続きです。

jinnan21.hatenablog.com

 

本記事では、1〜3級程度の級位者の方を対象とした、初段になる為の勉強法について書いていきます。(※やや内容を書きすぎた結果、初段になった後でも十分過ぎる勉強方法となってしまった為、タイトルを少し変更しました。

 

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(画像引用:公益社団法人将棋連盟サイト https://www.shogi.or.jp/about/base/tokyo/ )

 

 

 

 序盤と中盤と終盤の3つに分けて勉強しよう

序盤の勉強と、中盤の勉強と、終盤の勉強に分けて考えていきます。

 

なぜ、分けてやる必要があるかというと、序盤も中盤も終盤も同じ将棋でも考え方がとても異なってくるからです。

と言うのも、本来、将棋の読み量と言うのは、序盤>>>中盤>>>終盤と言うぐらい、違ってきます。

プロですら間違える事もある終盤ですら、本来は序盤と比べれば読む量は少ないのです。

 

ただその序盤の読む量が多いと言うのは、あくまで、定跡というのを抜きに考えた場合です。

定跡というのは、恐らくこの記事を読んでいる方であれば知っていると思いますが、序盤を定跡無しで全部自分で考えようとしたら物凄く変化が沢山ありますよね?

そもそも居飛車なのか振り飛車なのかで将棋の内容がすごく変わりますし、居飛車でも相居飛車なのか対抗系なのか、戦法にしても物凄くたくさんあります。

つまり、本来ならば、沢山読まないといけないはずの場所を、先人たちが築き上げてくれた定跡というツールで、無駄な読む量を物凄く減らしてくれているのです。

 

序盤の考え方って?

その為、序盤の考え方と言うのは、1から自分で全て考えて行くというよりかは、自分の勉強・研究している戦法や、定跡に沿って、指して行くという感じです。

序盤の指し方の理想を分かりやすく例えるならば、持ち込み有りのようなテストと同じような感じです。(テストで持ち込んでいるノートや資料=頭の中にきちんとインプットしてある定跡)

つまり実践においては本来ならば既にある程度序盤の知識が完成してある必要が前提とされます。

ただこれはあくまで理想なので、初段を目指すという意味で考えるのであれば、細かい変化はよっぽど好きとか得意な形のみ覚えることにして、自分の指す戦型を満遍なく60%ぐらいの基本的な変化をしっかりと抑える、という事を意識してみるのが良いと思います。

 

序盤の具体的な勉強法について

 

 では、具体的な勉強法についてですが、これはやはり本を読みながら盤面に並べる。その並べたことをしっかりと定期的に復習していく。(パソコンの将棋ソフトで並べて、データを保存していくのもありです。)

この作業が重要だと思います。

 

本を読みながら並べるという人は多いと思いますが、それを更に定期的に復習するとなると、かなりの人がやっていないのではないでしょうか。

人間と言うのは、エビングハウス忘却曲線というのがあるように、少し時間が経つにつれて覚えたことをどんどん忘れていきます。しかし、一定の期間ごとに、復習をしていくとその記憶はどんどん忘れなくなっていきます。

 

記憶について興味がある方には、こちらの書籍をお勧めしておきます。

 

 

 

定跡の勉強も同じで、きちんと手順を覚えていなければほとんど意味が無いです。

初心者のうちは、だいたいの形を覚えておけば問題無いかもしれませんが、実際にある程度の変化をしっかりと覚え切ることで、自分が急に劣勢になりにくくなるだけじゃなく、中盤や終盤においてリードを取るチャンスになります。

定跡の棋書で居飛車党の方にとてもお勧めなのがこちらです。

 

    

 

居飛車党は、基本的に覚えることが沢山あるので大変ですが、この4冊さえあれば、ほとんど対応出来ます。細かい変化も沢山載っているので、初段を目指す分には、実戦でよく出てくる所だけを中心に、60%位を覚えるという感じで十分だと思います。

また、ここに書いてある変化を全て覚え切るのはかなり難しいですが、内容と網羅性で言うと序盤のレベル的には五段以上までは確実に対応出来ます。

 

 

僕は居飛車党なので振り飛車党の方にはそんなに自信を持ってご紹介出来るわけでは無いですが、振り飛車も一応指す時は指したりして四段位までなら勝ったりしているので、一応言っておくと、振り飛車の何を指すにしても、四間飛車の対急戦と対穴熊の有名な定跡は一通り覚えて置いたほうが良いと思います。

と言うのも、そもそも振り飛車居飛車に比べて覚える事が狭い分、指し方の幅を広げておかないと、いざ居飛車側に力戦っぽく指されたり知らない形を指された時に全く対応出来なくなるからです。

ノーマル四間対急戦と、ノーマル四間対持久戦の基本的な変化を押さえておけば、どの振り飛車を指す上でも基本的な感覚が身についているので、より安定して綺麗に指しこなすことができると思います。

 

四間飛車の基本的な定跡書は古いですがやはりこれが鉄板でしょう。

       

 

 

中盤の具体的な勉強法について

 

実は将棋で最も勉強するのが難しいとされている中盤の勉強法について、書いていきます。僕も三〜四段時代でさえ(なんなら五段の今でも)、相手が格上時にソフトの評価値で言うと500〜1000位のマイナスに変動する手を中盤で指してしまうことが多々あります。

また、逆に、自分より格下と指してて思ったことが、格下が上手に中々勝ちづらいのは、中盤の別れ目でとても大きな損をしていることが多いなという印象でした。

 

中盤と言うのはとても重要で、終盤が人間でも読み切れる局面が多いため、その局面に持っていく最も重要な要因となる、この中盤戦は、慎重に指さないといけないですが、時には最前手の為に非常に大胆な手を指さなければならない時もあります。(落ち着いた手などが逆に凄い敗着手になったりする場合もあるし、その逆もあります。)

ただ、この中盤というのは、定跡のような流れの暗記でもなければ、詰め将棋のようにある程度形が決まっていてたくさん問題化されているという事も無く、一朝一夕で身につくものでもありません。そのため、中盤はすぐに目に見える変化が無くても辛抱して、じっくりとやっていきましょう。それが必ず力になります。

 

ここでは最も自分が効果的だと思う中盤の勉強法を書いていきたいと思います。

 

まずは、プロの定跡書で中終盤まで研究が載っているものを並べる。かつ、そのプロの棋譜棋譜DB2などのサイトを使用して調べて並べる。

これが王道です。ただ、プロの研究を理解するのは中々難しいですし、心が折れます。

 

そこで、最もお勧めな方法としては、将棋ソフトを使用する事です。これが一番早いと思います。

今はフリーソフトなども色々あるので、導入して、序盤の延長戦上として、変化をソフトを使って検証していく作業が良いです。

ただ、フリーソフトだと棋力的には全く問題ないのですが、使い方の面でやや使いにくかったりします。

 

お勧め将棋ソフト激指14

 

その為、自分のお勧めの将棋ソフトは激指14です。

      

 

 昔は激指と言えば1万円以上が当たり前でしたが、なんと今は(2018/2/8現在)¥7599で出ています。これは安すぎますね。

ちなみに何がお勧めかと言うと、まず激指の検討モード機能です。これが非常に使いやすい。自分も激指をずっと使って来ているのですが、検討モードを開くと初期盤面の状態から自由に自分で先手と後手の駒を順番に操作することが出来ます。

その操作に応じて、各局面ごとの評価値と、その時の先手と後手の激指の読んでいる手が何十手と表示されます。

つまり、それを活用すれば、こう来られたらどう指すんだろ?というところでも激指に考えさせたり、あるいはここで相手の最善手はなにで、それに対してはどう指していくんだろう?っていう所や、定跡後の中盤の難しい変化でさえも、こう来たらこういう風に指していこうというような戦略を立てていくことができるので、とても役立つことこの上無いわけです。

また、このソフトがあると、序盤の定跡を並べるときにもそれぞれの手の意味を理解するのにも役立ちますし、そのまま並べた定跡ファイルを保存してあとから見返したりする事も出来ます!

長々と書いてしまいましたが、それ位自分的にはお勧めと言う事です。

 

書籍であれば、数少ない中盤力を上げる事を目的とした本の中でこちら2冊がお勧めです!(NHK将棋シリーズは分かりやすくて非常に丁寧!

 

          

 

 中盤の勉強は、やっていない人が多く、やっておくと本当に確実に差がつき、棋力もぐぐぐーんとアップするきっかけに間違いなくなると思うので、是非取り入れてみてください。ただ、伸びるのも時間やや時間はかかりますが、きちんと取り組めばその分、絶対に伸びるので安心してください。

中盤の勉強は、ある程度時間をとってやるのがお勧めです。

 

 

 

 

終盤の具体的な勉強法について

 

最後に、終盤の勉強法について書きます。

終盤の勉強は、皆さんもやった事が多いのでは無いでしょうか。

詰め将棋や必至などを沢山解くのが良いとかよく聞くと思います。

 

それも間違っては無いです。

ただ詰め将棋の勉強と言うのは一歩間違えると、かなりの時間の無駄となってしまう事があるので、それだけ注意してください。

ここではその詰め将棋練習のリスクと、自分が考える効果的な終盤力の向上の仕方について書いていきたいと思います。

 

詰め将棋練習のリスクとは?

詰め将棋練習のリスクと言うのは・・・あまり実戦的では無いようなものや、長手数のもので、時間をいくらかけて悩んでそれを解くことが出来たとしても、あまり実戦的な棋力上達には活かされないと言う事です。

と言うのも、分からない問題があったらそれは、その解く為のプロセスが頭に浮かばないという事になります。

そのプロセスと言うのは、単に頭の中で駒を動かしていってそれをイメージしていく事なのか、1つの線の読みを何個も何個もたくさん頭の中に保ったまま比較する事が出来るのか、という事なのですが、

自分の経験上、非常に分岐の多い詰め将棋は、いくらそれを長時間考えたからといってその解く能力が上がるわけでは無いということと、

またそういった力が磨かれるにしても、アマチュアの持ち時間における将棋では、効果が発揮されにくい(主要アマの大会でも終盤は基本、秒読みに入り、そんな長手数読む暇がない)

 

複雑な詰め将棋を解く力をつけるよりかは、まだ、実際の終盤戦で、互いの王様同士の詰めろをかけたり、防いだり、攻めたほうが良いのか、受けたほうがいいのかなどを考えたりするほうが遥かに効果的です。この方法は非常に効果があるのですが、まずは、先に詰め将棋のやり方からお話しします。

 

詰め将棋は長くても9〜11手までで十分です。むしろ7手ぐらいまでの問題を大量に、かつ、何回も繰り返す事が大事です。

と言うのもそういった短手数の詰め将棋と言うのは、非常に実戦的に重要な手筋がたくさん含まれているので、手筋を覚えると言う事に繋がるからです。

また1分程度考えても分からない場合は、すぐに答えを見て次に進み、何度も繰り返したりするほうが、時間をかけて考えるよりも得です。

と言うのも、時間をかけて考えると果てし無く時間がかかる場合もあり、例えば、30分かかってやっと1問解けたというのと、30分間で15問を3週繰り返したというのとでは、明らかに後者の方が意味があります。それは知っている筋が増え、流れや、形も覚える事に繋がっているからです。その為、詰め将棋はとにかく量と回数を意識してやってみてください。以下にお勧めの詰め将棋本を貼っておきます。

 

    

 

 

 次に、先ほども少し話した実際の終盤戦の攻防について考えるというやり方も紹介します。これは、プロの将棋の終盤戦、もしくは自分の棋譜の終盤戦を、自分と相手の最前手を考え続けるものです。ある程度棋力が無いと、難しいのですが、将棋ソフトがあれば答えを教えてくれるので問題無いです。

これをやると、ものすごく疲れますが非常に実戦的な方法なので、終盤力がめきめきつきます。学生さんとかであれば、何か難しい数学やら、化学やら、経済やらの問題に取り組んだりしている時の感覚でじっくりとしっかり取り組んでみるのが、本当に効果あるのでお勧めです。(分かりづらかったらごめんなさい笑)

 

それから、中盤からの考え方とかぶる部分もあるのですが、羽生の終盤術谷川浩司光速の寄せは、とてもお勧めです。(羽生の終盤術は有段者でも非常に難しい為、無理にやる必要は無いです。)

      

 

 

以上が、初段になるための勉強法です。

 

ここまでをまとめると、

 

①序盤と中盤と終盤に分けて勉強する

②序盤はしっかりと本を読んで、使用する戦法のおおよそ本の60%程度をきちんと暗記する。

③中盤は、本の中で中終盤まで書いてある変化はそれを覚えていく。それ以外はプロの棋譜DB2で調べ、勉強する。また、ソフトなどを使用して、定跡の延長を自分で勉強する。

④終盤は、詰め将棋は短い手数のものを沢山解く。更に、実際の自分の棋譜か、プロの棋譜をしようし、終盤の部分からお互いの読みを考える。これもソフトを使用するなどすると良し。

 

と、以上になります。

結構本格的なやり方であるので、難しい部分もあるかとは思いますが、ここに書いてある内容の通りにやれば間違いなく初段に行けると思います(むしろ、実戦とかとも絡めてしっかりとやればここに書いてある内容だけで四段位までにはなれると思います。)そのため、ただ、初段になってそれで終わりというよりかは、有段になってからの棋力上達のことも見据えた上での勉強法としてお勧めです。

ここまで読んで頂いてありがとうございました!それでは。  

 

 

将棋で初段になるためには。将棋で級位者から効率良く初段になるための方法を公開します。

こんにちは、jinnanです。

今日は、級位者から初段になる為にはどういったことが必要なのかを考察して行きたいと思います。

特に3〜1級ぐらいで、中々上に上がれないというような人を対象としていきます。

僕が将棋部にずっと属してきた中で見て来た感じでは、級から段にすんなり上がれる人と、止まってしまう人には、やはり大きな違いがあるので、それについてもお話ししていきたいと思います。

 

 

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(画像引用:https://ddnavi.com/wp-content/uploads/2013/05/takemata.jpg) 

 

 

 

 

3級以下で棋力が伸びなやんでいる人に共通な事とは?

 

まずは3級以下の人で全く棋力が伸びない人に共通している事は、将棋に費やしている時間が少ないという事が多いと思います。棋力向上をそこまで目的としていない場合は、それでも良いと思いますが、本気で棋力を伸ばしたいという場合は、将棋に触れる時間を増やすべきですね。(週に2〜3日、1日当たり2〜3時間程度あれば良いと思います。)

それから、将棋をやっている時間は多いのに棋力が伸びない、停滞しているという人は特に2級〜二段位の方が多い気がします。

1級位になってくると、将棋を序盤、中盤、終盤という枠組みで考えるようにもなってきて、その面白さをより感じれるぐらいになっていると思います。

その為、実戦ばかりしてしまう結果(実戦自体は悪くはないです)、棋力が停滞、あるいは伸びても伸びる速度が遅いという事態になる事が多いと思います。

 

実戦には2種類ある

 

棋力を伸ばすという観点で考えるのであれば、将棋で遊ぶということとは独立させて考える必要があります。

 

例えば将棋ウォーズでの対局というのはほとんど遊びに近いです。

あれだけやっていても、絶対に棋力は伸びません。(センスがあれば別ですが)

将棋ウォーズでの対局を実戦と見なすのであれば、実戦は2種類あるのでは無いでしょうか。

それは、時間をきちんと使った将棋と、ウォーズのような早指し将棋です。

僕がお勧めするのはウォーズのような早指し将棋よりも、時間を使った将棋です。

と言うのは簡単に言ってしまうと、ウォーズのような早指し将棋というのは、きちんとインプットが出来ている上でのアウトプットとしてやらない限りは、考える時間もそんなに無いので、成長する部分がほとんど無いからです。

対して、時間を使った将棋(15分以上秒読み30秒以上)というのは、しっかりと腰を構えて手を読んだりするので、そう言った時間だけでも手を読む訓練になります。更に感想戦もすることで、序盤・中盤・終盤とバランス良く伸ばすことが出来るでしょう。

 

基本的な棋力向上の方法とは?適切な知識と、基礎的な考え方を養う

 

棋力を伸ばすという観点で行くのならば、序盤なのか、中盤なのか、終盤なのか分けて強化していく事と、それらを全てくっつけて考えていくことが必要になります。(くっつけて考えるというのは有段者向けであると思うので、有段者向けの記事で書きたいと思います。)

 

 

 ここでは級位者の方を対象とした内容とするので、基本的な棋力向上の方法について説明していきます。

まずは適切な知識と、基礎的な考え方を養っていく必要があります。

その為、実戦も大事ですが、そういった実戦は、適切な知識、基礎的な考え方というのを常にインプットし続けて行く過程で、アウトプットとしてまわしていくようにしましょう。

適切な知識と言うのは、主に定跡や手筋のことなどで、基礎的な考え方というのは、駒の損得計算をして形勢判断が出来たり、勝つ為にはどういう流れで、どういう手を指していくべきかということを理解出来ていることです。

では適切な知識、基礎的な考え方というのはどういって身につけて行くべきかというと、

序盤中盤終盤の3つにまずは分けて考えていくことが大切です。

その上で、序盤の勉強、中盤の勉強、終盤の勉強と考えてそれぞれトレーニングしていく必要があります。

 

長くなるので、具体的な内容については、次の記事で紹介していきたいと思います。

以下が続きです!

jinnan21.hatenablog.com

 

 

 

将棋の腕に自信がある人にお勧め 御徒町将棋センター

こんにちは  jinnanです。本日は、将棋の腕に自信がある人にお勧めな将棋道場の紹介を行いたいと思います。

対象としては、近所の将棋道場に行ってみたけど、相手があんまり居なかった・・・とか、将棋ウォーズだと大体二〜四段以上で対面ではあまり指さないけど、手応えある人とリアルでやってみたい!などの人にお勧めです。

 

もちろん、棋力がそんなに無い方でも全然大丈夫ですが、全体的にレベルが高く、同じ段でも他の道場よりも棋力の層が違う場合もあるので、その辺は留意しておいたほうが良いかもしれません。

ちなみに、その道場がこちら、御徒町将棋センターです。(日本アマチュア将棋連盟本部道場)

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 (画像引用:御徒町将棋センター http://okachimachishougi.world.coocan.jp )

 

 

御徒町将棋センターが有段者にお勧めな理由

 

①強い人が多い

まず、基本的に御徒町将棋センターに居る人は強い人が多いです。

よく来ている人でも、大会で名の知れた人とかっていう場合が多いです。

また御徒町は強いということで将棋界隈では有名なので、腕に自信のある人や強い人と指したいっていう場合に行く事も多いです。その為、強い人が沢山居ます。管理人のjinnanも24では五段ですが、御徒町では五段で指すのはちょっと勇気が要るので、四段でやってます。

 

御徒町将棋センター名物 賞金トーナメントが毎日開催されている

やはり、御徒町と言ったらこれでしょう。御徒町と言えば賞金トーナメントと言っても良い位かもしれません。平日でも休日でも開催していて大体12時頃から受付をして、13時頃に大会がスタートします。そしてなんと優勝すると・・・5000円貰えるのです。さらに毎日開催されています。つまり毎日大会だけ通うと・・・月に15万円程貰うことができます!(大会参加費は無料ですが道場代はかかります)

ただ、その賞金目当てのために強者が毎日参加しているので、トーナメントを勝ち抜くのは至難の業でしょう。管理人は最高まで行ったのが準決勝までです笑(最近全く行ってないなぁ)

 

③レーティング戦も出来る

これも結構良いですね。レーティング戦というのは、日本アマチュア将棋連盟が管理していて、日々の会員の試合の結果を記録して、その結果に応じて、各会員のレーティングが変動しているものです。24のようなもので、自分の棋力を数字としてどれ位なのかをみることができたり、この会員のみしか参加できない大会もあります。

レーティング戦に参加するためにその会員にならないといけないのですが。(会員になるのにもいくらかかかります。)

 

以上が、御徒町将棋センターの紹介でした。

ぜひ、興味がある方は行ってみてくださいね!それでは。

将棋初心者は、まずは千駄ヶ谷の将棋会館道場に行くべし。

 

 

こんにちは。jinnanです。

 

今日は、将棋のルールは知っているけどまだ始めたばかり、とか、将棋ウォーズとかではよくやるけど、対面であんまり将棋したことないっていう人におすすめな道場を紹介したいと思います。

 

それが、こちら、千駄ヶ谷将棋会館道場です!!

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 (画像引用:公益社団法人日本将棋連盟公式ページ 東京・将棋会館|将棋連盟について|日本将棋連盟  

 

えっ、将棋会館ってプロ棋士とかが一斉に集まって対局する場所なんじゃないの?!とか、プロ棋士の卵の奨励会員達が集まったりしてるところなんじゃないの?!とか思ってる方は、ご安心ください笑

 

もちろん、プロ棋士の対局も行われていて奨励会員達もここでプロになる為に例会の日に集まって、勝ち星の為に人生を賭けて全力で戦っている場所ではありますが、

 

ちゃんとアマチュアの人を対象とした将棋道場(将棋を指すことが出来る場所)もあるのです。

 

流れとしては、受付の人に道場が初めてであるということを伝えると、簡単な質問をされ(将棋を始めてどの位かとか、ネット対局はしたことあるか等)その回答に応じて、適正な人を対局の相手として手合いをつけてくれます。

あとはその当てられた対局者と将棋をする→結果報告→また別の人と当てられる→結果報告

このような流れで、受付の人がその対局成績に応じて、棋力を認定してくれます。

 

 

認定して貰ったあとは、その道場内で、受付の人に休憩、もしくは帰宅することを伝えるまでは、ずっと同じ位の棋力の人を当ててくれるので、

当てられたら将棋に集中。当てられるまでは、他の人の将棋を観戦したり、どこか空いてる席に座って将棋盤をいじったり、本を読んだり携帯を読むなど好きなことをして大丈夫です。

 

 

千駄ヶ谷将棋会館道場が初心者にお勧めな理由

 

千駄ヶ谷将棋会館道場が初心者にお勧めの理由は主に3つあります。

 

1つは、級位者の数が多くて安定的なことです。

つまり、せっかく対面で指してみたいから行ってみたけど、初段以上の人ばっかで手合いがつかないorついても駒落ちになって面白く無い。などということにはならないということです。

将棋会館道場は常に級位者の方が多数いるので、その辺りは安心です。

その代わり、小学生〜中学生の子供が多数いるので、対局マナーについてはある程度寛容になる覚悟が必要かもしれません。(もちろん礼儀正しい子供も多数いますよ)

 

棋力としては、具体的には最も下の棋力が15級(駒の動かし方を知っている程度)で、その次が14級、13級、12級と徐々に下がっていき、級の一番上が1級となります。(段からは上に行くにつれて棋力が上がっていきます。初段→二段→三段など)

棋力は、各棋力ごとに応じて昇級規定というものがあり、一定の成績を収める(3連勝や5連勝など)ごとに上がっていきます。

 

2つ目は、道場に行くたびに、ある券がもらえるのですが、なんとそれを10枚集めると、プロ棋士に指導してもらうことが出来るのです。

プロの棋士の方は指導対局に慣れていますし、将棋の実力もやはりアマチュアと比較すると雲泥の差がありますので、その指導対局を受けることは、間違いなくお勧めです。

特に初めの頃は、指導してくれる方がいた方が、上達するスピードは早いですし、プロ棋士の指導が受けられる機会があれば、どんどん受けていったほうが良いです。

 

3つ目は、書籍や将棋グッズの数が多いことです。

もちろん、始めたばかりだと何を買ったら良いのかなど分からない方も多いとは思いますが、(またそれも今度記事にしようと思います)

対局が出来るところとは別に、販売部というのが設けてあり、そこで様々な棋書や将棋盤・駒・扇子などを見たり、購入することが出来ます。

実際に軽く中身を見たりすることもできるので、自分に何が必要なのか分かっている位の棋力があれば、ここで購入したりするのがお勧めです。

 

ここでは千駄ヶ谷将棋会館道場が初心者にお勧めな理由を3つ述べましたが、

ぜひ、将棋を最近始めてみたとか、今までネット対局はしたことあるけど対面でやったことが無いなどの人は、行ってみてください!!